暖炉と言えば、山奥のロッジや豪邸など限られた場所にしか置かれていないイメージですよね。しかし、「暖炉型ヒーター」であれば、一般的な家庭でもすぐに設置可能です。

 リアルに再現された炎がゆらゆらと揺らめき、暖炉ならではの穏やかでレトロな雰囲気を作ることができます。空間演出のためのインテリアの1つとして機能してくれるのです。もちろん、暖房機能もあるので、お部屋を暖めることもできます。

 本物ではないからこそ、まきを用意したり工事したりといった手間が掛かりませんし、暖房を使っても臭いが気にならないというメリットもあります。今回は、そんなおしゃれな「暖炉型ヒーター」のおすすめモデルを紹介します。

●暖炉型ヒーター:炎やまきの質感を含めた、インテリアとしてのデザイン性をチェック

 暖炉型ヒーターは直火を使わずに、LEDライトやハロゲンランプ等を使って、疑似的に炎を表現しています。実際に火を使っているわけではないので安全性は高いですが、製品によっては炎の再現度がいまひとつという場合もあります。

 思ったより暗かったり、炎の揺らめきや色味が不自然だったりすることもあります。炎の質感はもちろん、まきの質感についても、製品の動画等を参照して確認しておきましょう。

 また、暖炉型ヒーターには、昔ながらのデザインのものと、タワー型の主に2種類のデザインがあります。昔ながらのタイプは、四角い形状が特徴的で、炎の見える窓の部分が比較的大きめに設計されています。アンティーク調の雰囲気を楽しみたい方におすすめです。

 タワー型は、縦長のスリムな形状が特徴的で、横幅や奥行きが小さく、場所をあまり取らないのがメリット。背が高いモデルなら、上の方まで効率的に温風を届かせられます。ただし、窓が小さめなので、炎を見たい方にとっては物足りないかもしれません。

●暖炉型ヒーター:適用畳数や出力調節機能など、暖房にかかわる要素をチェック

 暖房の機能にも注目しましょう。その際に確認して欲しいのが「適用畳数」や「適用床面積」の項目です。お部屋の広さより小さい適用畳数のものだと、十分に暖まらない可能性があります。基本的には、お部屋の広さ以上の適用畳数が記載されたモデルを選びましょう。

 また、状況に合わせて温度を調整できるよう「出力調節機能」が付いているかチェックしておきましょう。強と弱の2段階設定に対応しているモデルが多く、これなら帰ってきてすぐは強運転で素早く暖めて、程よい温度になったら弱運転に切り替えるという使い方が可能です。賢く使えば、余計な電力消費を抑えることができますよ。

●暖炉型ヒーター:転倒時自動オフ機能や温度ヒューズなど安全装置をチェック

 本物の暖炉とは違って直火は使わないものの、暖房使用時は発熱するので、思わぬトラブルに発展する可能性はあります。そうならないように、「転倒時自動オフ機能」や「温度ヒューズ」といった安全装置の有無を確認しておきましょう。

 転倒時自動オフ機能があれば、地震等で製品が倒れた場合でも自動的に運転オフになります。温度ヒューズ付きなら、温度が上昇し過ぎたときに自動的に運転をストップしてくれます。こうした機能が付いていれば、火災などのトラブルを効果的に防ぐことができます。

 また、暖炉の炎を眺めながら眠りにつきたい方もいると思います。その場合は、「タイマー機能」の有無をチェックしましょう。設定した時間でヒーターが自動停止してくれるので、安心して眠れるでしょう。1時間おきに細かく設定できるものがおすすめです。

●暖炉型ヒーター:おすすめモデルはコレ!

トップランド「セラミックヒーター 暖炉型」

 トップランドの「セラミックヒーター 暖炉型」は、本体サイズが約13(幅)×約22(高さ)×約11(奥行き)cmのコンパクトモデル。デスクの上や足元に設置して、スポット的に暖めることができます。

 暖房イルミネーションボタンが付いており、ヒーターのみの使用にも、疑似炎を見るだけのイルミネーションのみの使用にも対応しています。転倒時自動オフ機能や温度ヒューズなどの安全装置を搭載しており、安心して使える製品です。

ウェイモール「暖炉型 ファンヒーター」

 ウェイモールの「暖炉型 ファンヒーター」は、アンティーク調のクラシカルなデザインが印象的なモデル。本体サイズは約35.5(幅)×約45(高さ)×約22(奥行き)cmで、比較的設置しやすい大きさです。

 ヒーター機能は、600Wと1200Wの2段階の切り替えに対応しています。ヒーターをオフにして、炎の揺らめきだけを楽しむことも可能です。転倒時自動停止機能やサーモスタット機能、電流ヒューズ制御機能などの安全装置も付いています。

ディンプレックス「マイクロストーブ MCS12J」

 ディンプレックスの「マイクロストーブ MCS12J」は、炎やまきのリアルな質感が魅力の暖炉型ヒーター。リアルな炎と全体のマットブラックな質感が合わさり、インテリアの1つとしてレトロな雰囲気を演出してくれます。

 ヒーター機能は、弱(604W)と強(1200W)の2段階の切り替えに対応しています。適用畳数は3〜8畳が目安です。転倒時電源遮断装置や過昇温度防止装置などの安全装置も付いています。本体サイズは約35(幅)×約42.2(高さ)×約22(奥行き)cmです。

プリズメイト「人感センサー付暖炉ヒーター PR-WA010」

 プリズメイトの「人感センサー付暖炉ヒーター PR-WA010」は、片手でも持ち運べるくらいのコンパクトモデル。足元に置いて、スポット的に暖めるのに便利です。小さいのでキャンプなどに持ち出して、アウトドアシーンで活用することもできます。

 炎が見える窓は大きめに作られており、炎の揺らめきで視覚的に温まることができます。ヒーター機能は、500Wと800Wの2段階切り替えに対応。ヒーターを使わずに、炎のライトだけ楽しむことも可能です。

 人感センサー付きなので、無駄な電力消費を抑えることができます。その他、転倒時自動オフ機能やサーモスタット、温度ヒューズ、連続5時間使用後のオートオフ機能など安全装置も充実しています。

モダンデコ「暖炉型ファンヒーター」

 モダンデコの「暖炉型ファンヒーター」は、タワー型のモデル。縦長の形状が特徴的で、本体サイズは約26(幅)×約83(高さ)×約26(奥行き)cmなので、省スペースで設置できます。

 背が高いだけでなく、左右首振り機能が搭載されていることもあり、温風をお部屋全体に効率良く循環させることができます。ヒーターは強(1160W)と弱(750W)の2段階切り替えに対応しています。

 転倒時自動オフ機能や温度ヒューズ、電流ヒューズなどの安全装置を搭載。リモコン付きなので、ソファーやベッドなど離れた場所からでも操作できます。