「シングルバーナー」はキャンプで料理を作ったり、ハイキングでお茶の時間を楽しんだりと、アウトドアで火を得るための必需品。カセットこんろと同じガスボンベ「CB缶」やアウトドア専用の「OD缶」を使うガスバーナーのほか、アルコール燃料を使うアルコールストーブや固形燃料ストーブなどがあります。

 メインとサブを用意して、用途によって使い分けてみるのも便利です。ここでは、Amazonの売れ筋ランキングから、今売れているシングルバーナーをピックアップして紹介します。

 本記事は、Amazon.co.jpの売れ筋ランキング(2023年10月3日11:00現在)に基づいて制作・集計しています。

●ブック型のコンパクトモデル SOTO G-ストーブ ST-320

 ソト(SOTO)の「G-ストーブ ST-320」は、ユニークなデザインのCB缶直結型バーナーです。

 バーナー本体は、収納時には142(幅)×78(奥行き)×25(高さ)mmの文庫本のような形。使用時は本を開くような形でバーナー部が現れ、カバーがV字形に展開することで遮熱効果と風防効果を発揮します。コンパクトな上、収納時もバーナー部が守られるので、安心してパッキングできるのもメリットです。

 出力は1800kcal/h。マイクロレギュレーターは搭載していませんが、タフな小型ボディはツーリングなどで活躍してくれそうです。

 実売価格は7000円前後から。

●大きめの鍋も安心 SOTO FUSION ST-330

 SOTOの「FUSION(フュージョン) ST-330」は、CB缶用の分離型(セパレートタイプ)です。

 分離型は不整地に強い上、スタンド兼用の4本ゴトク(ゴトク径165mm)は鍋の安定性にも貢献。重心の低さもあって大きめの鍋を安心して使うことができ、ソロから複数人までのキャンプに対応できます。多数の炎口から出る火足の短い炎と、バーナーヘッド形状の工夫により、耐風性能も高くなっています。

 低温時に火力を安定させるマイクロレギュレーターを搭載し、CB缶の弱点をカバー。ゴトクを折りたためばコンパクトに収納でき、重量250g(本体のみ)と軽量です。

 実売価格は1万1000円前後からとなっています。

●高コスパな定番バーナー キャプテンスタッグ オーリック小型ガスバーナーコンロ M-7900

 累計100万個以上が販売されたという定番のOD缶用シングルバーナーです。

 シンプルですが、開閉可能なゴトクや着火装置を備えつつ、十分にコンパクト。実売3000円台後半から入手できるコスパもポイントです。

●シングルバーナー売れ筋ランキング|10位〜4位

10位:ソト(SOTO) マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター SOD-310

9位:BRS BRS-3000T

8位:ソト(SOTO) アミカス SOD-320

7位:ソト(SOTO) レギュレーターストーブ Range ST-340

6位:キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) オーリック 小型ガスバーナーコンロ M-7900

5位:PANDESS キャンプ用ストーブ

4位:スノーピーク(snow peak) HOME&CAMPバーナー

●シングルバーナー売れ筋ランキング|トップ3

3位:スノーピーク(snow peak) フラットバーナー GS-450R

2位:ソト(SOTO) レギュレーターストーブ ST-310

1位:イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB