素材にチタン(チタニウム)を使用した腕時計は、一般的なステンレス素材と比べて軽く、金属アレルギーも起こしにくいなど、さまざまなメリットを持っています。
表面硬度が高くないため傷がつきやすい弱点がありますが、シチズンの「デュラテクト」やセイコーの「ダイヤシールド」などのようにコーティングを施すことで弱点を克服しているモデルもあります。
ここでは、ケースやバンドの素材にチタンを採用した「腕時計」のおすすめモデルをピックアップして紹介します。おすすめ商品を参考にしながら、自分に合ったものを見つけてみてください。
●ハミルトンの人気モデルがチタンケースに:ハミルトン カーキ フィールド チタニウム(H70545540)
ハミルトンのベンチュラと並ぶ人気モデル「カーキ」のケース素材をチタンに変更したモデルです。
ミリタリーウォッチがルーツのカーキは、陸・海・空をコンセプトにしたモデルがあり、カーキ フィールドは陸をテーマにしたモデルとなっています。他のコンセプトのモデルよりもミリタリーテイストの強いデザインが魅力的なポイントです。
「H70545540」は、ベージュのレザーバンドを採用したモデルで、青い文字盤との上品な対比を楽しめます。
実売価格は15万4000円ほどから。
ケースサイズ:42(ケース径)×11.45(厚さ)mm
主な機能・特徴:日常生活用強化防水(10気圧)、サファイアガラス風防、機械式自動巻きムーブメント
●スイスのハイコスパブランド:TISSOT ジェントルマン クォーツ(T127.410.44.041.00)
時計の本場スイスのウォッチブランド「ティソ(TISSOT)」のチタン製クオーツ腕時計です。
3つの針と数字の無いインデックス、日付表示窓のみのシンプルなデザインが特徴でシーンを選ばず着用できます。
ケースとバンドの素材にチタンを採用し、チタンならではの頑丈さと90gという軽量性を兼ね備えています。
傷防止加工を施したドーム型サファイアの風防や10気圧防水に対応するなど細かいスペックにも隙がありません。
公式ストア価格は7万9200円です。
ケースサイズ:40(ケース径)×8.5(厚さ)mm
重量:90g
主な機能・特徴:日常生活用強化防水(10気圧)、サファイアガラス風防、スイス製クオーツムーブメント、日付表示
●北欧デザインのチタン腕時計:ベーリング フルチタニウムソーラー(15239-797)
ミニマルなデザインを得意とする「ベーリング(BERING)」のソーラー腕時計です。本モデルも、3つの針と数字の無いインデックス、日付表示窓のみのシンプルなデザインとなっています。
またシリーズ名にフルチタニウムとある通り素材にチタンを採用し、チタンならではの頑丈さと82gという軽量性を兼備しています。
「15239-797」は、ケース、バンド、ダイヤルにネイビーを採用した精悍な顔つきが特徴のバリエーション。ネイビーの補色となるオレンジの秒針が差し色として効いたシンプルだけどおしゃれな1本です。
実売価格は3万7000円台から。
ケースサイズ:39(ケース径)×9.2(厚さ)mm
重量:82g
主な機能・特徴:日常生活用強化防水(10気圧)、サファイアガラス風防、ソーラー充電、日付表示
●厚さ7mmの薄型チタン腕時計:ベーリング チタニウムコレクション(15240-727)
「ベーリング(BERING)」の薄型チタン製腕時計です。ケース・バンドにチタンを使用しています。
厚さ7mmと薄型の作りですが、ブラックのケース・バンドで存在感は抜群。見ていると吸い込まれそうになる深いメタリックブルーの文字盤も見逃せません。
メタルのリンクブレスレットを採用しているとは思えない69.5gの重さで取り回しも良好です。
実売価格は約3万円から。
ケースサイズ:40(ケース径)×7(厚さ)mm
重さ:69.5g
主な機能・特徴:生活防水(3気圧)、サファイアガラス風防、日本製クオーツムーブメント