「リュック・バックパック」は、両手が空くため登山やキャンプなどアウトドアに最適なのはもちろん、重さが両肩に分散されて肩への負担も少ないので、普段使いや通勤でも役立ちます。

 ここでは「背中が蒸れづらいリュック・バックパック」のおすすめ製品を紹介します。

●Fav-Log編集部

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●おすすめの「背中が蒸れづらいリュック・バックパック」:ドイター レース エアー 10

 ドイツ最大のバックパックブランド「ドイター」の自転車向けライン「レース シリーズ」のモデルです。

 レースエアーは、レースシリーズの中でも通気性と収納性を重視しているのが特徴。背中側が弓なりになっており、そこにメッシュが橋のようにかかる構造で、バックパック本体が背中に接触しないようになっています。背中とバックパックの間が中空になることで、通常のバックパックとは比較にならない蒸れにくさを手に入れています。

 その他にもヘルメットに干渉しないように、低めに設計された背負い位置や、ヘルメットやサングラス、自転車用ツールの収納を意識した収納など、ライダーに向けたデザインが盛り込まれているのも特徴です。

 公式サイト価格は1万6500円(税込、以下同)です。

サイズ:42(縦)×25(横)×16(マチ)cm

重さ:約870g

●おすすめの「背中が蒸れづらいリュック・バックパック」:VAUDE Tremalzo 10

 2つ目もドイツのブランドからピックアップ。登山用バックパックなどアウトドア用品を手掛ける「VAUDE」のモデルです。

 ドイターのレース エアーシリーズと似た、背中とバックパックの間が中空になる構造で優れた通気性を誇ります。

 レース エアーにはないこのモデルならではの特徴として、ハーネスの位置をスライドさせることでバッグ背面の長さを無段階に調整できる「Shifting Back Length」の存在が挙げられます。関節の動きを邪魔せずに、さまざまな体格の人に合わせた調節が可能です。

 公式サイト価格は1万5400円です。

サイズ:45(縦)×25(横)×13(マチ)cm

重さ:約920g

●おすすめの「背中が蒸れづらいリュック・バックパック」:ace. ラパックエアV2

 日本を代表するスーツケースメーカー「エース」が展開するブランド「ace.」のリュックです。これまでに紹介したようなベンチレーション機能は魅力的だけどデザインがスポーティーすぎるのがネック――という人におすすめです。

 こちらのモデルもアーチ状の本体とメッシュの組み合わせで、リュックと背中の間に空気の通り道を確保する構造。背中の蒸れを軽減してくれます。

 ブラックカラーのシンプルなデザインに加えて、クッション性のあるパソコン用スリーブやペン・小物の仕分けに便利なフロントポケットなど、ビジネスで使いやすくなっています。

 うす目のマチや前側に抱えた状態でもアクセスしやすいポケットを備えており、通勤電車での取り回しも良好。実売価格は約1万8000円からです。

サイズ:39(縦)×28(横)×13(マチ)cm

●おすすめの「背中が蒸れづらいリュック・バックパック」:サンワダイレクト 200-BAGBP026BK

 コスパに優れたビジネス用品を展開する「サンワダイレクト」のリュックです。

 背中側の中央部分が縦にくり抜かれた形状になっており、空洞ができることで通気性を確保する設計になっています。

 収納力にもこだわっており、13.3型ワイドのノートパソコンやA4サイズの書類に対応するクッションポケットを含む合計19個のポケットを備え、小物や鍵なども散らからずに収納できます。

 ショルダーベルトと背面部分には、厚さ1.5cmのクッションを採用し、背負い心地にも配慮。見た目に反して約890gと軽く、長時間使いやすいのもメリットです。

 実売価格は約4000円からです。

サイズ:45(縦)×31(横)×16(マチ)cm

重さ:約890g