石川町の官製談合事件で、逮捕された男らの建設会社が過去5年間に受注した工事の落札率が97パーセントを超えていたことがわかりました。

石川町が発注する道路工事をめぐり、秘密事項にあたる予定価格を漏らしたなどの疑いで、石川町長の塩田金次郎容疑者ら3人が逮捕・送検されています。

関根徳夫容疑者(69)と添田保雄容疑者(63)が勤務していた志賀建設では、2人が町の入札業務を担当し、2019年から2人が退職した2023年7月までに、少なくとも11件の公共工事を落札し、うち10件の落札率が97パーセントを超えていました。

警察は、他にも不正がなかったかを含め捜査しています。