町発注の公共工事を巡り逮捕された石川町の前町長らが、別の公共工事でも設計額を漏らすなどしたとして、再逮捕されました。

官製談合防止法違反などの疑いで再逮捕されたのは石川町の前町長・塩田金次郎容疑者(76)です。警察によりますと、塩田容疑者は去年2月、町認定こども園用地造成工事の入札で、秘密事項である設計額などを漏らして落札させたなどの疑いが持たれています。また、この入札に参加した志賀建設の元社員・関根徳夫容疑者(69)と元取締役 添田保雄容疑者(63)も公契約関係競売入札妨害の疑いで再逮捕されました。警察は見返りとして金品などの受け渡しがなかったかを含め調べを進めています。