24日も県内は広く晴れて最高気温が30度を超え、真夏日となった地点もありました。5月でも熱中症に注意が必要となる中、南相馬市ではあすから開幕する「相馬野馬追」を前に、準備作業が進んでいました。

こちらは郡山市のたから幼稚園です。

♪幼稚園の先生「今からまた遊びますが、お茶を2回ゴクゴクしてから」

外遊びの合間にも子どもたちに水分補給を呼びかけていました。県内は各地で気温が上がり、伊達市や塙町などでは真夏日となりました。幼稚園でも子どもたちが外で遊ぶ際は熱中症対策を徹底しています。

■たから幼稚園 菱沼千紘先生

「子供たちにも喉が乾く前に水分補給をするように伝えています」

一方、こちらは南相馬市。

■王国屹記者リポート

「いよいよあす開幕する相馬野馬追。会場の観覧席には椅子が並べられ、準備が整いました」

25日から3日間の日程で開催されるのが1千年以上の歴史を誇る「相馬野馬追」です。これまで7月に開催されてきましたが、ここ数年、猛暑による会場での熱中症の発生が相次いでいたことを受けて、ことしからは2か月前倒しして開催します。ただ、25日からの3日間も最高気温が25℃前後まで上がる日もありそうで、対策は欠かせません。

■相馬野馬追執行委員会 田村 克浩さん

「まだ体が暑さに慣れていない時期で気を抜けないところもあるので、しっかり暑熱対策して変わらずにしていきたい」

会場では給水所がや救護所を設けるなど、これまでと変わらずに熱中症対策を講じて万全の態勢であすを迎えます。