友人宅へ泊めてもらう場合、手土産を毎回持って行くという方もいるでしょう。   仮に手ぶらでいいと言われても、手土産を持って行くことは常識であるとお考えの方もいるでしょう。   今回の例のように、毎回手ぶらで泊まりに来る友人に悩んでいるという方もいるかもしれません。   今回は友人宅への宿泊時、手土産がないことは非常識なのかどうかをご紹介します。

宿泊時に手土産がないことは非常識?

友人宅に宿泊をする場合、手土産を持って行くことが常識であるとお考えの方もいるでしょう。
 
実際に手ぶらでいいと言われていた場合でも、相手に相談をすることが適切かもしれません。
 
相談をしたうえで、手ぶらで来てもいいと言われたのであれば、手土産がなくても問題はないといえるでしょう。
 
しかし、相手から手ぶらでいいと言われても、実際に手ぶらで行く方は少ないようです。
 
株式会社ファンくるが実施した「お菓子の手土産についての意識調査」では、手土産の必要性を感じる(非常に感じる、感じる)と回答した方の割合は全体の62%、どちらでもないと回答した方は31%であり、「必要性を感じない」方はごくわずかであることが分かります。
 

友人宅へ訪問する際の手土産の金額相場は?

手土産の金額相場は、相手との関係性や状況によって異なるとされています。
 
一般的には、友人宅へ呼ばれたときは1000円〜3000円、友人が食事などを用意してくれている場合は3000円〜5000円が相場になると考えられます。
 
また、どのような手土産を持って行くかも、相手の家族構成などによって異なるでしょう。
 
例えば一人暮らしの友人宅に訪問をする場合は、量が多いと食べ切れないおそれがあるため、量よりも質を重視することがいいとされています。
 
そのため、高級スウィーツや高級食パンなどがおすすめです。
 
家族がいる友人宅の場合は、子どもや年配の方がいるかによって、持って行く手土産を検討するといいでしょう。
 
子どもがいる場合はクッキーやバウムクーヘン、年配の方がいる場合はコーヒーなどを持って行くと喜んでもらえる可能性が高いと考えられます。
 

手土産を選ぶ際に気を付けるポイント

友人宅に手土産を持って行く場合、気を付けるポイントとして以下の3つがあります。

・料理をする必要がないものを選ぶ
 
・賞味期限に余裕のあるものを選ぶ
 
・友人宅の近くのお店では買わない

料理が必要なものを持って行った場合、手間がかかるため友人の負担を増やしてしまうおそれがあります。
 
また、生ものなどの賞味期限が短い食べ物は食べきれない場合もあるため、持って行くことを控えた方がいいでしょう。
 
友人宅の近くのお店で買った手土産は、ついでに買ってきたというネガティブな印象を与えるおそれがあるので注意が必要です。
 

手土産は相談することが大切

手ぶらで友人宅に来ることが、非常識とは一概にはいえないかもしれません。
 
相談をしたうえで、手ぶらでいいと言われた場合は、手土産を持って行かなくても問題がないと考えられるためです。
 
また手ぶらでいいと言われ、実際に手土産を持って行かない方もいるでしょう。
 
しかし友人が毎回のように手ぶらで来る場合、少々非常識なのではと疑問を感じる方もいるでしょう。
 
来客時におもてなしの余裕がないときには、必要なものを買ってきてもらうよう伝えてみるなど、来てくれる友人に直接相談してみるのもいいかもしれません。
 

出典

株式会社ファンくる お菓子の手土産についての意識調査(PRTIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー