2022年7月、野村證券で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「野村インデックスファンド・日経225」の概要

野村證券の7月ランキング1位は、「野村インデックスファンド・日経225」だった。同ファンドは、日経平均株価(日経225)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。6月の日経平均株価は、9日の28,389.75円から20日の25,520.23円まで急落したが、7月は28,000円を目指す展開になった。同ファンドの7月末の基準価額も32,531円と、6月末の30,899円から5.2%上昇している。8月に入っても日経平均株価は200日移動平均線を上回って堅調に推移しているので、野村證券のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■野村インデックスファンド・日経225  
基準価額 30,899円
信託報酬 0.44%(年率・税込)
純資産残高 594.6億円

<騰落率>
1カ月 -3.1%
3カ月 -5.0%
6カ月 -7.5%
1年    -7.0%

※6月末時点

全体を見て:インデックスファンドが人気

野村證券では、日経平均株価やS&P500種株価指数を対象にしたインデックスファンドの人気が高かった。ランキング3位の「eMAXIS S&P500インデックス」は、米国を代表する株価指数であるS&P500種株価指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。6月は2.0%のマイナスリターンとなったが、7月末の基準価額は14,599円と、6月末の13,891円と比べて約5%上昇した。S&P500種株価指数を対象にしたインデックスファンドは個人投資家に人気があるので、8月以降も同ファンドがランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■eMAXIS S&P500インデックス  
基準価額 13,891円
信託報酬 0.33%(年率・税込)
純資産残高 163.43億円

<騰落率>
1カ月 -2.0%
3カ月 -7.1%
6カ月 -4.8%
1年    11.0%

※6月末時点

ここに注目:「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」が2位にランクイン

「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」が2位にランクインしている。同ファンドは、マイクロソフトやアマゾン・ドット・コムなど米国の成長株に投資するアクティブファンドである。7月末の純資産残高は1兆8,672.34億円となり、国内公募追加型株式投資信託(ETF除く)の中で最大だ。ただ、7月の資金流入額は16.8億円と、6月の121億円の8分の1程度になっている。純資産残高2位(1兆3,654.70億円)の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」には447.85億円の資金流入があった。7月以降の米国株は戻り歩調にあるものの、ハイテク株の上値は重い。8月以降、同ファンドが資金流出超になるかどうかに注目している。

■アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型  
基準価額 10,288円
信託報酬 1.727%(年率・税込)
純資産残高 1兆7,538億円

<騰落率>
1カ月   0.1%
3カ月  -9.1%
6カ月 -15.2%
1年      -1.6%

※6月末時点