[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;33426.63;-109.28
Nasdaq;;12657.90;-30.94
CME225;30855;-45(大証比)

[NY市場データ]

19日のNY市場は反落。ダウ平均は109.28ドル安の33,426.63ドル、ナスダックは30.94ポイント安の12,657.90で取引を終了した。債務上限問題の解決期待を受けた買いが先行して始まった。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が追加利上げに慎重な考えを示し、6月連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測が後退。しかし、債務上限の交渉が中断されたことが報じられると先行き警戒感が再燃し売りに転じた。さらに、イエレン財務長官がさらなる銀行合併が必要になるかもしれないと大手銀の幹部に伝えたとの一部報道を受け、地銀経営不安の再燃も重しになった。セクター別では自動車・自動車部品が上昇した一方で、耐久消費財・アパレルや銀行が下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比45円安の30855円。ADR市場では、対東証比較(1ドル137.98円換算)で三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>、三井住友<8316>、ソフトバンクG<9984>、ホンダ<7267>、デンソー<6902>、みずほFG<8411>、セコム<9735>をはじめ全般売り優勢となった。