18日の日本株市場は、こう着ながらも底堅い相場展開が見込まれる。17日の米国市場ではNYダウが210ドル安だった。週次失業保険申請件数が予想外に前週から増加したほか、6月フィラデルフィア連銀製造業景況指数も予想を下回ったため売り優勢の展開に。一方で、長期金利が低下しタカ派色を強めた6月連邦公開市場委員会(FOMC)前の水準に戻したことからハイテク株に買いが広がった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比125円の29125円。円相場は1ドル110円20銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。米国市場ではNYダウが下落する一方、長期金利の低下を受けてハイテク株が買われており、この流れを引き継ぐ形で日経平均も反発が期待されそうだ。昨日の下落影響は指数インパクトの大きい値がさ株の一角の弱い値動きだったこともあり、ナスダックに連動する形からの上昇に期待したところであろう。

 また、昨日の日経平均は一時400円を超える下落となるものの、出来高は低水準であり、市場参加者が限られる中でインデックスに絡んだ商いの影響が大きかった。先物市場でも短期筋のショートと見られる動きもあったため、仕掛け的な動きには注意しつつ、29000円での底堅さを見極めたいところであろう。週末要因から積極的に上値を追う流れにはなりづらく、買い一巡後はこう着感の強い相場展開になりそうだが、下値を仕掛けてくる局面においてはショートカバーを狙った押し目狙いのスタンス。

 VIX指数は低下しており、25日線などに上値を抑えられた形状であり、引き続きボトム圏で推移している。長期金利は25日線に上値を抑えられる形から調整トレンドは継続。また、昨日はマザーズ指数の弱さが目立っていたが、75日線を支持線として意識させており、リバウンドに期待。一方、JASDAQ平均は高値を更新していることもあり、個人主体による中小型株は活発だろう。