NYの視点:米中貿易協議のシナリオ

米国と中国は閣僚級協議を開催する。米国政府は協議2日目の終了を待たずに中国製品2000億ドルの関税を10%から25%に引き上げる手続きをした。中国政府も必要とあれば報復措置をとると強気。トランプ大統領は習 近平国家主席から書簡を受け取り、協力していく方針を提案してきたことを明らかにし、今週合意が成立する可能性も「まだある」と前向きな姿勢を示した。同時に、米中協議には、「関税という素晴らしい代替案がある」とし、悪い内容であれば合意するつもりがないことも再表明した。



シナリオは以下の通り。



1合意成立



2合意成立もないが、関税の引き上げも見送られ協議が継続する



3合意不成立で、追加関税、あるいは関税率の引き上げ



反応:

米国株は10%、中国株は20%近く下落

リスク回避の円買い



物価上昇

世界経済の悪化懸念に利下げ観測が強まる

依然状況は流動的だが、例年、株式相場が5月に高値を付ける傾向を考えると、貿易摩擦

をきっかけに今後株式相場が下落基調に転じ、当面リスクオフの基調が続く可能性もある。(5月10日13時52分時点作成)

(8:00作成)


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