前回は、資産運用を始めるにあたり『何の為にどれくらいお金が必要か』という目標設定が大切だとお伝えさせていただきました。今回も引き続き「投資信託」に焦点を当てながら資産運用についてご紹介させていただきます。



■大切な「リスクの分散」

目標設定につづいて大切なことは、リスクを分散することだそうです。もう少し具体的にいうと、「株式」・「債券」・「REIT(不動産)」といった投資対象となる資産、投資対象の「国・地域」をわけることです。



1つの資産や国・地域に絞り込んで集中的に投資した場合、その1つが上がれば大きな利益を得ることができますが、選択を失敗してしまうと、大きな損失を抱えてしまうことになります。分散していた場合は、一方で利益が出ていれば一方で損失が出てしまった場合でも、損失をカバーすることが可能となります。



ただ、投資信託と一言でいっても非常に多くのファンドがあります。例えばフィデリティ証券さんでは現在600以上のファンドを取り扱っているそうです。600以上あるファンドのなかから、どのファンドを選び、どのような配分で組入れるかを考えることは難しいです。

ポートフォリオナビツールでは、取り扱いファンドを「国内株式」、「国際株式」、「国内債券」、「国外債券」、「国内リート」、「国際リート」の6つに分類し、リスクを低減させ特定の資産に過度に集中しないように、お客さま毎に最適となるようなファンドの組み合わせと配分を提案してくれるそうです。



もう1つリスク分散で大切なのが「時間の分散」です。もちろん、安いタイミングで買って、高くなったタイミングで売ることができれば最も利益を得ることができます。ただ、相場を見て安いタイミングで買うということは投資経験や知識のない方にとっては難易度が高いでしょう。相場は上昇するときもあれば、下落するときもあります。長期での資産形成をおこなう場合、時間を分散させることにより購入価格を平準化し、高値で購入してしまうリスクを低減させることができます。







■「オンライン0%宣言」

長期的な運用の際には、ファンド購入時にかかる手数料もチェックしておきたい項目だそうです。フィデリティ証券さんでは、「オンライン0%プログラム」を実施しており、オンライン画面上で「オンライン0%宣言」をおこなうと、インターネットでのファンド購入時手数料が無料となるそうです。



相場は日々変動するため、最適なポートフォリオ(リスクの最小化)も相場の変動に併せて日々変化していきます。そのため、定期的にポートフォリオを見直し、ファンドを入れ替えることが大切だそうです。ポートフォリオを見直し、資産を再配分しようと考えた際、購入時手数料がかからないということは、とても有難いことですね。



今回訪問させていただいたフィデリティ証券さんもそうですが、足元では購入手数料無料の動きが国内全体でも広がりをみせています。この機会に資産運用を検討してみるのは機会かもしれませんね。また、オリコンによる投資信託満足度ランキングを見てみると、2019年の第1位は前述したフィデリティ証券さんとなっているようです。第2位SBI証券さん、第3位マネックス証券さんが並びました。こちらも、参考にしてみてください。





私も将来に向け、貯蓄以外の資産形成を今からコツコツと始めていこうと思いました。

山本さん、お忙しい中お話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。





「今からでも間に合う!将来に向けた資産運用入門」は、取材をもとにフィスコ所属レポーターによる独自の見解でコメントしています。