ユーロ週間見通し:下げ渋りか、ユーロ圏のインフレ関連指標を見極める展開

■上昇、中東情勢悪化でリスク回避のユーロ買い



先週のユーロ・ドルは上昇。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の「インフレ目標達成が脅かされれば、追加的な刺激が必要になる」との発言でユーロ・ドルは1.12ドルを下回った。しかしながら、米国の7月利下げの可能性が高まったことや、中東情勢の悪化を警戒してユーロ買い・米ドル売りが活発となったことから、ユーロ・ドルは一時1.1378ドルまで買われた。取引レンジ:1.1203ドル-1.1378ドル。



■弱含みか、ユーロ圏のインフレ関連指標が手掛かり材料に



今週のユーロ・ドルは弱含みか。ドイツ、ユーロ圏の消費者物価指数(CPI)などが市場予想を下回った場合、欧州中央銀行(ECB)による一段の金融緩和への思惑が広がりやすく、ユーロ売りが優勢となりそうだ。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)による年内複数回の利下げ観測は後退していないため、リスク選好的なユーロ売り・米ドル買いが大きく広がる可能性は低いとみられる。



予想レンジ:1.1250ドル−1.1400ドル



■強含み、中東情勢の悪化を意識したユーロ買い



先週のユーロ・円は強含み。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の「インフレ目標達成が脅かされれば、追加的な刺激が必要になる」との発言でユーロ・円は一時121円を下回った。しかしながら、米7月利下げの可能性は高いことや、中東情勢の悪化が意識されたことでユーロ買い・米ドル売りが活発となり、ユーロの対円レートは122円台に反発した。取引レンジ:120円95銭−122円13銭。



■下げ渋りか、ユーロ圏のインフレ関連指標を見極める展開



今週のユーロ・円は下げ渋りか。ユーロ圏などのインフレ指標が手がかり材料となりそうだ。市場予想を下回った場合、欧州中央銀行(ECB)による一段の金融緩和への思惑が広がり、ユーロ売りが優勢となりそうだ。ただし、米中首脳会談を前に貿易協議の進展が期待されており、リスク回避の円買い・ユーロ売りが大きく広がる可能性は低いとみられる。



○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント

・6月28日:6月消費者物価コア指数(前年比予想+0.9%)



予想レンジ:121円00銭−123円00銭


関連記事

FISCO 株・企業報の他の記事もみる
主要なニュースをもっと見る
社会のニュースをもっと見る
経済のニュースをもっと見る
政治のニュースをもっと見る
国際・科学のニュースをもっと見る
エンタメのニュースをもっと見る
スポーツのニュースをもっと見る
トレンドのニュースをもっと見る
生活術のニュースをもっと見る
地域のニュースをもっと見る

経済 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

経済 新着ニュース

新着ニュース一覧へ

総合 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

東京 新着ニュース

東京の新着ニュースをもっと見る

東京 コラム・街ネタ

東京のコラム・街ネタをもっと見る

特集

特集一覧を見る 動画一覧を見る

記事検索