ユーロ週間見通し:もみ合いか、経済指標改善などでユーロ売り抑制の可能性も

■弱含み、ドイツ景気刺激策への期待後退



先週のユーロ・ドルは、弱含み。サウジアラビアが石油産出の早期復旧見通しを発表したことからユーロ買いが強まる場面があったが、メルケル独首相が財政均衡の方針を堅持し、景気支援の財政刺激策に消極的であることが明らかになったことから、リスク回避のユーロ売り・米ドル買いが活発となり、ユーロ・ドルは一時1.10ドルを下回った。取引レンジ:1.0990ドル-1.1093ドル。



■もみ合いか、製造業PMIなどの経済指標が手掛かり材料に



今週のユーロ・ドルはもみ合いか。米連邦準備制度理事会(FRB)と欧州中央銀行(ECB)の金融政策の違いを意識したユーロ売りがただちに縮小する可能性は低いとみられる。ただし、ドイツやユーロ圏の製造業PMIなどの経済指標が改善すれば、リスク回避のユーロ売りは縮小するとみられる。



予想レンジ:1.0920ドル−1.1120ドル



■独財政支出拡大への思惑後退でユーロ売り強まる



先週のユーロ・円は弱含み。一時119円82銭まで買われたものの、メルケル独首相が気候変動に対処する540億ユーロ規模の新たな措置で議会と合意し、財政均衡を維持するとの意向を示したことから、ドイツの景気刺激策導入への市場の期待は大幅に後退。リスク回避のユーロ売りが優勢となり、対円レートは119円を下回った。取引レンジ:118円46銭−119円82銭。



■もみ合いか、経済指標改善などでユーロ売り抑制の可能性も



今週のユーロ・円はもみ合いか。日本銀行による一段の緩和期待はユーロ安・円高の進行を抑制する要因となるが、金融緩和に前向きな欧州中央銀行(ECB)と消極的な米連邦準備制度理事会(FRB)との違いが意識されそうだ。ドイツやユーロ圏の経済指標が改善した場合、リスク回避のユーロ売りは縮小する可能性があるが、市場予想を下回った場合、ユーロ売りは継続するとみられる。



○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント

・23日:9月マークイット製造業PMI(8月:47.0)

・23日:9月マークイットサービス業PMI(8月:53.5)



予想レンジ:117円00銭−120円00銭


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