今日の為替市場ポイント:米中部分合意を受けてリスク選好のドル買い継続も

11日のドル・円相場は、東京市場では107円85銭から108円13銭まで上昇。欧米市場でドルは107円88銭から108円63銭まで買われており、108円42銭で取引を終えた。





本日14日のドル・円は108円台で推移か。米国と中国は先週11日までに重大な第一段階の合意に達しており、さらなる協議進展が期待されていることから、リスク選好的なドル買いは継続する可能性がある。





10月10、11日の日程で行われていた米中両国の閣僚級通商協議において、両国は部分的な合意に達した。報道によると、中国による米農産品の大規模購入、一部の知的財産権、為替、金融サービスの問題などについての合意が含まれている。米国は10月15日に予定していた対中制裁関税の引き上げを見送ることを発表した。トランプ大統領と中国の劉鶴副首相は11日に会談を行っており、トランプ大統領は「米中両国が基本合意し、貿易戦争の終結に近づいている」との見方を示した。関係筋によると、チリで来月に開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で中国の習近平国家主席と署名する可能性がある。





ただ、一部の知的財産権や技術移転を巡る問題については進展があったものの、協議の第二段階でさらに踏み込む必要があること、第三段階の協議が行われるとの見方も伝わっている。市場関係者の間では「今回の協議で中国側は大幅に譲歩していない」との見方が多く、米中対立の解消にはかなりの時間を要するとの声も聞かれている。


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