■NY株式:米国株式市場は続伸、経済活動の再開期待



ダウ平均は360.68ドル高の34382.13ドル、ナスダックは304.99ポイント高の13429.98で取引を終了した。



長期金利の低下で、寄り付き後、上昇。疾病対策センター(CDC)がワクチン接種後の新指針としてマスク不要と決定したことに加えて、運輸保安局(TSA)が空港利用者数がパンデミック以降で最高に達したと発表したことを背景に、経済活動再開ペースの加速を期待した買いに拍車がかかった。セクター別では、半導体・同製造装置、エネルギーが大きく上昇した。



旅行情報・予約サイト運営のエアビーアンドビー(ABNB)は第1四半期決算の内容が好感されたほか、アナリストの投資判断引き上げで、上昇。クルーズ船運営のカーニバル(CCL)、ノルウェジャンクルーズ(NCLH)はCDCのワクチン接種後の新指針に加え、上院がアラスカクルーズの営業再開を可能にする法案を可決したことが好感され軒並み上昇した。また、電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)や技術・金融サービスのゼネラル・エレクトリック(GE)はアナリストの投資判断・目標株価引き上げを受けて上昇。



投資家の恐怖心理を示すVIX指数は再び20を割り込み1週間ぶりの低水準となった。







■NY為替:ドル弱含み、4月米小売売上高は横ばい



14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円19銭まで下落後、109円45銭まで反発し、109円38銭で引けた。米4月小売売上高や5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を下回ったため、長期金利の低下に伴うドル売りが優勢となった。その後、欧米株高に連れたリスク選好の円売りが観測されており、ドルは下げ止まった。



ユーロ・ドルは1.2117ドルから1.2148ドルまで上昇し、1.2144ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)が公表した議事要旨(4/21-22)の中で、2021年度の強い経済回復を予想していることが明らかになり、ユーロ買いが優勢となった。ユーロ・円は132円45銭から132円84銭まで上昇。ポンド・ドルは1.4074ドルから1.4111ドルまで上昇した。英国のジョンソン首相は今月17日からロックダウン措置を緩和すると発表し、景気回復への期待でポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは0.9040フランから0.9012フランまで下落した。







■NY原油:反発、欧米株高を意識した買いが入る



14日のNY原油先物6月限は、反発(NYMEX原油6月限終値:65.37 ↑1.55)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比+1.55ドルの65.37ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは63.33ドル−65.62ドル。アジア市場で63.33ドルまで下げたものの、パイプライン運営会社の稼働再開を意識した取引が増えたことや、欧米株高を意識した買いが入った。ロンドン市場の序盤にかけて64ドル台を回復し、ニューヨーク市場で一段高となった。







■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  42.36ドル   +0.52ドル(+1.24%)

モルガン・スタンレー(MS) 87.35ドル   +2.49ドル(+2.93%)

ゴールドマン・サックス(GS)368.77ドル  +9.96ドル(+2.78%)

インテル(INTC)        55.35ドル   +1.34ドル(+2.48%)

アップル(AAPL)        127.45ドル  +2.48ドル(+1.98%)

アルファベット(GOOG)    2316.16ドル +54.19ドル(+2.40%)

フェイスブック(FB)     315.94ドル  +10.68ドル(+3.50%)

キャタピラー(CAT)      242.23ドル  +2.16ドル(+0.90%)

アルコア(AA)         39.70ドル   +0.57ドル(+1.46%)

ウォルマート(WMT)      139.52ドル  +1.28ドル(+0.93%)