■NY株式:NYダウ54ドル安、根強いインフレ懸念におされる





米国株式市場は反落。ダウ平均は54.34ドル安の34327.79ドル、ナスダックは50.93ポイント安の13379.05で取引を終了した。インフレ高進への警戒感が根強く、寄り付き後、下落した。長期金利の上昇で終日軟調に推移。連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長が緩和縮小協議は時期尚早であるとの考えを再表明すると、引けにかけて下げ幅を縮小した。セクター別では、素材・エネルギーが買われた一方で、自動車・自動車部品が売られた。



通信会社のAT&T(T)はメディア事業のワーナーメディアをスピンオフし、ディスカバリー(DISCA)と資産統合すると発表。発表直後は一時大幅上昇したものの、その後、競争激化が警戒され下落に転じた。クルーズ船を運営するカーニバル(CCL)は欧州とカリブ海における運航を今夏再開すると発表し、上昇。同業のノルウェージャンクルーズライン(NCLH)も上昇した。子供服小売りチルドレンズ・プレイス(PLCE)や石油会社のエクソン・モービル(XON)はアナリストによる投資判断・目標株価引き上げで上昇。暗号資産の売買ができるプラットフォームを供給するコインベース(COIN)、電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)などはビットコインの急落が影響し、それぞれ下落した。



バイデン政権は、新型ワクチンを6月までに追加で国外へ2000万回分供給すると発表した。



Horiko Capital Management LLC







■NY為替:英国経済回復への期待でポンド買い強まる



17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円29銭まで上昇後、109円10銭まで反落し、109円24銭で引けた。5月米NY連銀製造業景気指数は予想を上回ったため、一時ドル買いが優勢となったが、クラリダ米連邦準備理事会(FRB)副議長が「緩和縮小を協議するのは時期尚早」との考えを伝えたことから、ドル買いは後退した。



ユーロ・ドルは1.2135ドルから1.2162ドルまで上昇して1.2152ドルで引けた。ユーロ・円は132円54銭から132円79銭まで反発。ポンド・ドルは1.4077ドルから1.4147ドルまで上昇した。英国は本日からロックダウンをさらに緩和、リスクの低い諸国からの旅行者に対し隔離の義務付けも解除する計画を発表するなど回復期待がポンド買いに繋がった。ドル・スイスは0.9007フランから0.933フランまで上昇。







■NY原油:続伸で66.27ドル、欧州経済正常化への期待広がる



NY原油先物6月限は、続伸(NYMEX原油6月限終値:66.27 ↑0.90)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比+0.90ドルの66.27ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは64.83ドル−66.43ドル。ニューヨーク市場の序盤に64.83ドルまで下げたが、まもなく反転し、時間外取引で66.43ドルまで一段高となった。欧州経済の早期正常化への期待が広がり、リスク選好的な買いが入った。







■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  42.74ドル   +0.38ドル(+0.90%)

モルガン・スタンレー(MS) 88.09ドル   +0.74ドル(+0.85%)

ゴールドマン・サックス(GS)369.25ドル  +0.48ドル(+0.13%)

インテル(INTC)        55.33ドル   -0.02ドル(-0.04%)

アップル(AAPL)        126.27ドル  -1.18ドル(-0.93%)

アルファベット(GOOG)    2321.41ドル +5.25ドル(+0.23%)

フェイスブック(FB)     315.46ドル  -0.48ドル(-0.15%)

キャタピラー(CAT)      244.79ドル  +2.56ドル(+1.06%)

アルコア(AA)         40.68ドル   +0.98ドル(+2.47%)

ウォルマート(WMT)      138.89ドル  -0.63ドル(-0.45%)