10日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円80銭まで上昇後、109円32銭まで下落して引けた。米国の5月消費者物価指数の予想を上回る伸び拡大、週次新規失業保険申請件数の一段の減少を受けて、ドル買いが先行。その後、今週の国債入札を順調に終えて10年債利回りが1.44%台まで低下し、ドル売りになった。



 ユーロ・ドルは1.2144ドルから1.2195ドルで上下して引けた。ユーロ・円は133円76銭まで上昇後、133円04銭まで下落した。欧州中央銀行(ECB)の成長率やインフレ率の予測引き上げでユーロ買い、ラガルドECB総裁の量的緩和縮小の議論は尚早との発言でユーロ売りになった。



 ポンド・ドルは1.4086ドルまで下落後、1.4176ドルまで上昇。前日のブレグジットをめぐる懸念はいったん後退し、ポンドの買い戻しが目立ったもよう。ドル・スイスフランは0.8991フランまで上昇後、0.8941フランまで下落した。



[経済指標]

・米・5月消費者物価指数:前年比+5.0%(予想:+4.7%、4月:+4.2%)

・米・5月消費者物価コア指数:前年比+3.8%(予想:+3.5%、4月:+3.0%)

・米・5月消費者物価指数:前月比+0.6%(予想:+0.5%、4月:+0.8%)

・米・5月消費者物価コア指数:前月比+0.7%(予想:+0.5%、4月:+0.9%)

・米・先週分新規失業保険申請件数:37.6万件(予想:37.0万件、前回:38.5万件)

・米・失業保険継続受給者数:349.9万人(予想:366.5万人、前回:375.7万人←377.1万人)

・米・5月財政収支:-1320億ドル(予想:-2500億ドル、20年5月:-3987.54億ドル)