■下落、QE終了検討は時期尚早との姿勢に売り優勢



今週の豪ドル・円は下落。6月15日公表の豪準備銀行(中央銀行)の6月理事会議事要旨で、政策メンバーは量的緩和(QE)の終了を検討することは時期尚早と考えていることが確認されたことから、豪ドル売りが優勢になった。5月雇用統計で失業率は予想外に低下したものの、米国の早期利上げ観測が広がり、ユーロ安・米ドル高の相場展開となったことから、豪ドル売り・円買いが強まり、豪ドル・円は週末前に82円台半ば近辺まで下落した。取引レンジ:82円43銭-84円94銭。



■量的緩和策継続の思惑で豪ドル買い抑制も



来週の豪ドル・円は伸び悩みか。5月雇用統計は大幅に改善したが、量的緩和(QE)終了の検討は時期尚早との姿勢が6月理事会議事要旨やロウ総裁の講演で示されており、リスク選好的な豪ドル買いは引き続き抑制される可能性がある。



○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント

・21日:5月小売売上高速報値(4月:前月比+1.1%)



予想レンジ:81円00銭-83円50銭