■NY株式:米国株式市場は下落、FRBのタカ派傾斜を警戒



ダウ平均は533.37ドル安の33,290.08ドル、ナスダックは130.97ポイント安の14.030.38で取引を終了した。



セントルイス連銀のブラード総裁によるタカ派発言を警戒し、寄り付きから下落。インフレ高進や早期の緩和縮小への警戒感に加え、株価指数先物、オプションなど4商品の清算日が重なるクアドラプル・ウィッチングで調整にも拍車がかかり、大幅下落となった。セクター別では、自動車・自動車部品が上昇した一方、エネルギーや公共事業の下げが目立った。



オンライン決算のペイパル(PYPL)は手数料引き上げを発表し、上昇。住宅建設会社のレナー(LEN)や電子署名のドキュサイン(DOCU)はアナリストによる目標株価、投資判断引き上げを受けて、それぞれ上昇した。また、銃器メーカーのスミス&ウェッソン・ブランズ(SWBI)は四半期決算の予想を上回る結果を好感し、大幅高。ソフトウエアメーカーのアドビ(ADBE)は昨日引け後に発表した好決算が好感され、買われた。一方、インテル(INTC)はアナリストによる目標株価引き下げで下落した。



投資家の恐怖心理を表すシカゴVIX指数はほぼ1カ月ぶりに20を上回った。



(Horiko Capital Management LLC)





■NY為替:ユーロ続落、米量的緩和策縮小への思惑強まる



18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円48銭まで上昇後、110円04銭まで下落し、110円14銭で引けた。ブラード米セントルイス連銀総裁がインタビューで、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が正式に緩和縮小協議を開始したことを明らかにし、タカ派傾斜を確認すると長期金利上昇に伴うドル買いが一時加速した。その後、株安に連れたリスク回避の円買いが優勢となり、ドル・円は反落。



ユーロ・ドルは1.1912ドルから1.1848ドルまで下落し、1.1871ドルで引けた。ユーロ・円は131円21銭から130円61銭まで下落。リスク回避の円買いが優勢となった。ポンド・ドルは1.3891ドルから1.3792ドルまで下落した。英国の新型コロナウイルス感染の拡大や、5月小売りが予想外のマイナスに落ち込んだことが嫌気され、ポンド売りが優勢となった。ドル・スイスは0.9186フランから0.9239フランまで上昇した。





■NY原油:反発、需要増大の思惑残る



18日のNY原油先物8月限は反発(NYMEX原油8月限終値:71.29 ↑0.51)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比+0.51ドルの71.29ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは69.87ドル-71.82ドル。ニューヨーク市場の序盤にかけて69.87ドルまで下落したが、今年後半にかけて原油需要の増大が予測されたことで反転し、一時71.82ドルまで買われた。ただ、株安を嫌気して伸び悩み、時間外取引では71ドル台前半で推移した。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  38.78ドル   -1.02ドル(-2.56%)

モルガン・スタンレー(MS) 84.09ドル   -3.82ドル(-4.35%)

ゴールドマン・サックス(GS)348.83ドル  -12.67ドル(-3.50%)

インテル(INTC)        55.67ドル   -1.51ドル(-2.64%)

アップル(AAPL)        130.46ドル  -1.33ドル(-1.01%)

アルファベット(GOOG)    2511.35ドル -16.07ドル(-0.64%)

フェイスブック(FB)     329.66ドル  -6.85ドル(-2.04%)

キャタピラー(CAT)      208.86ドル  -0.59ドル(-0.28%)

アルコア(AA)         32.08ドル   -1.50ドル(-4.47%)

ウォルマート(WMT)      135.17ドル  -2.55ドル(-1.85%)