3日の米国長期債相場は反発。取引終了時点にかけて長期債利回りは低下した。米労働省がこの日発表した11月雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比+21.0万人にとどまった。11月の失業率は10月から0.4ポイント低下の4.2%と市場予想を下回ったことから、長期債利回りは下げ渋り、11月ISM非製造業景況指数の発表前に長期債利回りは一時上昇した。11月ISM非製造業景況指数は市場予想を上回ったものの、長期債利回りは反落。米国内で新型コロナウイルスの新たな変異株であるオミクロン株の感染件数が増加していることから、安全逃避的な債券買いが優勢となったようだ。

2022年における米利上げ確率は前日との比較で低下。CMEのFedWatchによると、2022年6月時点で0.25ポイント以上の利上げが実施される確率は3日時点で69%程度。10年債利回りは、一時1.47%近辺まで上昇したが、取引終了時点にかけて1.333%近辺まで低下する場面があった。



イールドカーブは、短・長期間などでフラットニング気配。2年−10年は+76.40bp近辺、2−30年は+109.00p近辺で引けた。2年債利回りは0.59%(前日比:-2bp)、10年債利回りは1.35%(同比:-10bp)、30年債利回りは、1.68%(同比:-8bp)で取引を終えた。