米国株式市場はまちまち。ダウ平均は129.44ドル安の30967.82ドル、ナスダックは194.40ポイント高の11322.24で取引を終了した。深刻な景気後退懸念に売られ、寄り付き後、大幅安となった。その後発表された5月製造業受注や耐久財受注が予想外に改善したため売りの勢いが弱まったが、ダウは景気後退懸念が終日くすぶり、軟調推移。引けにかけ、暗号資産市場が回復したほかハイテクの上昇で下げ幅を一段と縮小した。金利低下でハイテクの買戻しが継続し、ナスダック総合指数はプラス圏で終了。セクター別では、小売りやメディア・娯楽が上昇した一方で、エネルギーが下落。




ディスカウント小売りのダラーツリー(DLTR)、ダラーゼネラル(DG)、ウォルマート(WMT)や衣料品小売りのTJX(TJX)は景気後退に伴い需要が増加するとの期待にそれぞれ、買われた。靴メーカーのクロックス(CROX)はアナリストの投資判断引上げで上昇。航空会社のアメリカン(AAL)、ユナイテッド(UAL)、デルタ(DAL)は運輸保安局(TSA)が先週末の空港利用客がパンデミック以降で最高を記録したことを明らかにし、軒並み上昇した。




一方で、自動車メーカーのフォード(F)は第2四半期の新車販売がアナリスト予想を下回り、売られた。エネルギー会社のマラソンオイル(MRO )、オキシデンタル・ペトロリアム(OXY)、エクソンモービル(XOM)は原油価格の急落で減益懸念に軒並み下落。コンピューターメーカーのHP(HPQ)はアナリストの投資判断引き下げで、売られた。




NY原油先物は需要鈍化懸念を受けた売りに100ドルを割り込み、一時4月末以来の97ドル台まで下落した。







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