5日のニューヨーク外為市場でドル・円は、136円10銭まで上昇後、135円53銭まで下落し、135円79銭で引けた。米5月製造業受注や5月耐久財受注改定値が予想を上回り一時ドル買いが強まったが、2年債と10年債利回りが逆転したため景気後退懸念が一段と強まり、ドル売り・円買いに拍車がかかった。



ユーロ・ドルは1.0300ドルから1.0235ドルまで下落し、1.0266ドルで引けた。ドイツの5月貿易収支が1991年来の赤字に転落したため域内の景気後退懸念が強まり、欧州中央銀行(ECB)が想定されたペースでの利上げが困難との見方にユーロ売りが加速。ユーロ・円は140円00銭から138円95銭まで下落。ポンド・ドルは1.1990ドルから1.1899ドルまで下落した。英中銀が金融報告の中で、インフレ高進で世界経済の見通しが著しく悪化したことやテンレイロ政策委員が早期の引き締めに慎重な姿勢を見せ、ポンド売り圧力となった。さらに、英ジョンソン政権の重要閣僚、スナク財務相、ジャビド保健相が辞任を発表し、政局不安も売り材料になった。ドル・スイスは0.9647フランから0.9705フランまで上昇した。