26日のドル・円は、東京市場で143円27銭から144円26銭まで反発。欧米市場では143円56銭から144円79銭まで上昇し、144円74銭で取引終了。本日27日のドル・円は主に144円台で推移か。米長期金利の上昇や欧州通貨安を受けて、ドル買い・円売りは継続する可能性がある。



26日のアジア市場で英ポンド・ドルは1.0350ドルまで一段安となり、1985年2月につけた1.0520ドルを一時下回った。欧米市場では1.0931ドルまで急反発したが、英国政府や英中央銀行は自国通貨安をただちに是正する用意はないとの見方が広がり、ニューヨーク市場の中盤以降、ポンド買い・米ドル売りは縮小した。市場参加者の間からは「日本政府と日本銀行は円安是正のための円買い介入を継続する可能性が高いが、他の中央銀行との協調行動は期待できないため、日銀が現行の金融緩和策を維持した場合、1ドル=150円レベルに到達する可能性がある」との声が聞かれている。本日のアジア市場で145円を明確に超えた場合、24年ぶりとなる147円60銭台に到達する可能性は残されている。