22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、138円00銭まで下落後、138円69銭まで上昇し、138円59銭で引けた。

バイデン米大統領と下院議長の債務上限交渉に悲観的な見方に一時ドル売りが優勢になったが、ブラード米セントルイス地区連銀総裁が「年内あと2回の利上げが必要」との考えを示すと、利上げ継続観測を受けたドル買いが再開した。



ユーロ・ドルは、1.0831ドルまで上昇後、1.0796ドルまで反落し、1.0814ドル引けた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が6月の利上げを示唆し、ユーロ買いが優勢となったのち、予想を下回ったユーロ圏5月消費者信頼感指数速報値を受けたユーロ売りに押された。ユーロ・円は149円92銭まで上昇後、149円34銭まで反落。ポンド・ドルは、1.2471ドルへ上昇後、1.2414ドルまで反落した。ドル・スイスは、0.8954フランへ弱含んだのち、0.8995フランまで上昇。