23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、138円91銭まで上昇後、138円29銭まで反落し、138円59銭で引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ観測の後退でドルの買い戻しが一段と強まった。ただ、バイデン米大統領と下院議長の債務上限交渉は難航していることから、債務不履行を警戒してドル買いは後退した。



ユーロ・ドルは、1.0796ドルまで上昇後、1.0760ドルまで反落し、1.0770ドル引けた。ユーロ・円は149円11銭まで下落後、149円57銭まで反発。ポンド・ドルは、1.2376ドルへ弱含んだ後、1.2434ドルまで上昇した。英5月総合PMI速報値が予想以上に低下したことを受けたポンド売りが継続。ドル・スイスは、0.9030フランへ上昇したのち、0.8986フランまで反落。