24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、138円35銭から139円48銭へ上昇し、139円43銭で引けた。米債務不履行を警戒した債券売りや連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ確率上昇を受けた債券売りが先行し、金利が上昇。ドル買いに拍車がかかった。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(5月2-3日会合分)で、将来の追加利上げを巡り高官の見解が分かれたことが明らかになったためドル買いが一段落した。



ユーロ・ドルは、1.0801ドルまで上昇後、1.0750ドルまで反落し引けた。ユーロ・円は149円06銭から149円94銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.2414ドルへ上昇後、1.2358ドルまで下落した。英インフレ率の予想以上の上昇で追加利上げを織り込むポンド買いが強まったのち、FRBの追加利上げを織り込むドル買いに押された。ドル・スイスは、0.9017フランから0.9067フランまで上昇。