7日の東京市場でドル・円はじり安。米長期金利の低下でドル売りが先行し、早朝に139円65銭を付けた後は値を下げる展開に。日経平均株価は下げ渋る場面もあったが、大引けにかけての売りで32000円を割り込むと円買いが強まり、ドルは139円13銭まで弱含んだ。



・ユーロ・円は149円34銭から148円63銭まで下落。

・ユーロ・ドルは1.0704ドルから1.0668ドルまで値を下げた。



・17時時点:ドル・円139円40-50銭、ユーロ・円148円90-00銭

・日経平均株価:始値32,618.78円、高値32,708.53円、安値31,913.74円、終値31,913.74円(前日比593.04円安)



【経済指標】

・豪・1-3月期GDP:前年比+2.3%(予想:+2.4%、10-12月期:+2.6%←+2.7%)

・日・4月景気動向指数・先行速報値:97.6(予想:98.2、3月:96.9←97.7)

・スイス・5月失業率:1.9%(予想:1.9%、4月:2.0%)

・独・4月鉱工業生産:前月比+0.3%(予想:+0.6%、3月:-2.1%←-3.4%)



【要人発言】

・シュナーベル欧州中銀(ECB)専務理事

「金融政策の波及効果は通常より弱い可能性がある」

・ロウ豪準備銀行総裁

「インフレとの闘いで勝利宣言はまだ早い」

「追加の引き締めが必要となる可能性」

「ここ数カ月で変わったのは、リスクに対する評価」