7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、139円03銭まで下落後、140円23銭まで上昇し、引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ停止観測によるとみられるドル売りが先行していたが、カナダ中銀のサプライズ的な3会合ぶりの利上げ発表後、米10年債利回りが3.79%台まで上昇した動きにともないドル買いが広がった。



 ユーロ・ドルは1.0740ドルまで上昇後、1.0693ドルまで下落し、引けた。ユーロ・円は149円28銭から150円00銭まで上昇した。



 ポンド・ドルは1.2500ドルまで上昇後、1.2427ドルまで下落。ドル・スイスフランは0.9043フランまで下落後、0.9100フランまで上昇した。



[経済指標]

・米・4月貿易収支:-746億ドル(予想:-758億ドル、3月:-606億ドル←-642億ドル)

・カナダ・4月貿易収支:+19.4億加ドル(予想:+5.5億加ドル、4月:+2.3億加ドル←+9.7億加ドル)

・米・4月消費者信用残高:+230.10億ドル(予想:+220.00億ドル、3月:+228.37億ドル←+265.14億ドル)



[金融政策]

・カナダ中銀:政策金利(翌日物貸出金利)を0.25ポイント引き上げ4.75%に決定