(13時30分現在)



S&P500先物      4,554.25(-1.75)

ナスダック100先物  15,815.75(+0.50)





米株式先物市場でS&P500先物は小幅安、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は25ドル高。長期金利は弱含み、本日の米株式市場はやや買い先行となりそうだ。





6日の主要3指数は軟調。序盤のプラスを維持できずナスダックは反落し、ダウは70ドル安の36054ドルと3日続落で取引を終えた。この日発表されたADP雇用統計は5日のJOLTS求人件数に続き想定を下回り、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め政策をさらに後退させた。ただ、長期金利は低下したが、週末の雇用統計を見極める展開となり、買いは縮小。また、前週までの過熱感による調整の売りが続き、指数を下押しした。





本日は下げ渋りか。今週発表の雇用関連統計は低調な内容が相次ぎ、金融引き締め観測を一段と弱めている。同時に、景気減速を警戒した売りも目立つ。今晩の新規失業保険申請件数は増加が予想され、労働市場の縮小が嫌気される可能性があろう。ただ、明日の雇用統計は非農業部門雇用者数が前回を上回る見通しで、失業率や平均時給も含めて見極める展開に。調整売りは一巡していないものの、割安感から押し目買いが期待される。