NY外為市場でユーロ買いが強まった。ユーロ圏・2月消費者信頼感指数速報値は予想通り1月から改善したほか、ベルギー中銀のウンシュ総裁が地元紙のインタビューで、賃金圧力が高く、労働市場がひっ迫しており、利下げ期待は時期尚早である可能性を指摘。想定以上に長期にわたり金融引き締め策を維持することも除外できないとの考えを語った。



ユーロ・ドルは1.0801ドルから1.0817ドルへ再び上昇。ユーロ・円は162円00銭から162円60銭まで上昇し、昨年11月来の高値を更新した。ユーロ・ポンドは0.8556ポンドから0.8571ポンドまで上昇し、日中高値を更新した。



【経済指標】

・ユーロ圏・2月消費者信頼感指数速報値:−15.5(予想:-15.5、1月:-16.1)