21日の東京市場でドル・円は反落。海外市場で節目の156円を上抜け、ドル買いが先行。底堅い米金利を背景に、午後は一時156円54銭まで値を上げた。ただ、夕方にかけて上値の重さを嫌気した売りが強まり、早朝の安値を下抜け156円03銭まで失速した。

・ユーロ・円は169円93銭から169円49銭まで下落。

・ユーロ・ドルは1.0851ドルから1.0866ドルまで値を上げた。

・日経平均株価:始値39,232.16円、高値39,346.15円、安値38,942.28円、終値38,946.93円(前日比122.75円安)

・17時時点:ドル円156円20-30銭、ユーロ・円169円70-80銭

【要人発言】

・豪準備銀行5月理事会議事要旨

「最近のデータでインフレリスクが高まっている可能性」

「最優先課題はインフレを目標に戻すこと」

「今後の政策金利の変更について確定的にいうことは難しい」

・林官房長官

「国債金利は様々な要因で市場が決める」

【経済指標】

・ユーロ圏・3月経常収支:+358億ユーロ(2月:+289億ユーロ←+295億ユーロ)