22日午前の東京市場でドル・円は小じっかりの値動きとなり、156円12銭から156円34銭まで値を上げた。米10年債利回りは底堅く推移しドル売りは後退。仲値にかけて国内勢のドル買いが先行したが、買い一巡後は156円前半でもみ合う展開となった。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円12銭から156円34銭、ユーロ・円は169円50銭から169円76銭、ユーロ・ドルは1.0854ドルから1.0863ドル。

【金融政策】

・NZ準備銀行:政策金利を5.50%に据え置き

【要人発言】

・メスター米クリーブランド連銀総裁

「制約的な金利水準の維持、雇用の強さを踏まえればさほど大きなリスクではない」

・ボスティック米アトランタ連銀総裁

「経済は驚くほど強靭」

・コリンズ米ボストン連銀総裁

「金利調整に必要な進展には時間がかかるだろう」

・NZ準備銀行(声明)

「インフレ率は年末までに1-3%の目標範囲内に収まる見通し」

「インフレ抑制のために引き締め姿勢を維持する必要」

「賃金上昇率と国内支出はインフレ目標に整合的な水準に低下」

【経済指標】

・日・4月貿易収支:-4625億円(予想:-2970億円、3月:+3870億円)

・日・3月機械受注(船舶・電力除く民需):前月比+2.9%(予想:-2.0%、2月:+7.7%)