22日の東京市場でドル・円は小じっかり。早朝に156円12銭を付けた後、底堅い米金利を背景にドル買い基調に振れた。日経平均株価の下げ幅拡大による円買いでドルは伸び悩む場面もあったが、夕方にかけてドル買い再開で156円47銭まで上値を伸ばした。

・ユーロ・円は169円50銭から169円92銭まで上昇。

・ユーロ・ドルは1.0863ドルから1.0850ドルからまで値を下げた。

・日経平均株価:始値38,823.91円、高値38,854.99円、安値38,592.94円、終値38,617.10円(前日比329.83円安)

・17時時点:ドル円156円40-50銭、ユーロ・円169円70-80銭

【金融政策】

・NZ準備銀行:政策金利を5.50%に据え置き

【要人発言】

・林官房長官

「長期金利の動向、国民生活への影響を注視」

・メスター米クリーブランド連銀総裁

「制約的な金利水準の維持、雇用の強さを踏まえればさほど大きなリスクではない」

・ボスティック米アトランタ連銀総裁

「経済は驚くほど強靭」

・コリンズ米ボストン連銀総裁

「金利調整に必要な進展には時間がかかるだろう」

・NZ準備銀行(声明)

「インフレ率は年末までに1-3%の目標範囲内に収まる見通し」

「インフレ抑制のために引き締め姿勢を維持する必要」

「賃金上昇率と国内支出はインフレ目標に整合的な水準に低下」

【経済指標】

・日・4月貿易収支:-4625億円(予想:-2970億円、3月:+3870億円)

・日・3月機械受注(船舶・電力除く民需):前月比+2.9%(予想:-2.0%、2月:+7.7%)

・英・4月消費者物価指数:前年比+2.3%(予想:+2.1%、3月:+3.2%)

・英・4月生産者物価指数・産出:+1.1%(前年比予想:+1.1%、3月:+0.6%)