28日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、156円95銭から156円68銭まで値を下げた。米10年債利回りの動意は薄く、ややドル売りに振れやすい。また、日本の為替介入への警戒感や日経平均株価の弱含みで円買いが強まり、ドルを下押し。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円68銭から156円95銭、ユーロ・円は170円30銭から170円50銭、ユーロ・ドルは1.0855ドルから1.0876ドル。

【要人発言】

・鈴木財務相

「為替介入については実施の有無を含めて回答を控える」

「為替の日本経済・国民生活への影響を的確に分析し適切に対応する」

【経済指標】

・豪・4月小売売上高:前月比+0.1%(予想:+0.2%、3月:-0.4%)