川辺<8123>は13日、2021年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比24.0%減の112.93億円、営業損失が4.62億円(前期は1.04億円の損失)、経常損失が3.81億円(同0.43億円の利益)、親会社株主に帰属する当期純損失が4.33億円(同0.13億円の損失)となった。



身の回り品事業の売上高は前期比24.7%減となった。ハンカチーフの売上高は同19.6%減となった。一度目の緊急事態宣言終了後の6・7月度は、消費動向も上向き傾向になり、消費者の衛生意識向上によるマスク・ハンカチーフの需要増やレジ袋有料化に伴うエコバッグ需要があり、外出自粛による巣ごもり生活からのオンライン需要拡大等の要因が寄与し、売上の回復が一時的にみられた。しかしながら、秋口から年末に掛けて新型コロナウイルス感染症の再拡大によりリアル店舗での売上が再び鈍化し、従来は最繁忙期として大きい売上を構築できる3月度もギフト需要の低迷により苦戦した。スカーフ・マフラーの売上高は同44.4%減となった。年間を通じて新型コロナウイルス感染症拡大による消費動向の影響に加え、大きなトレンドもなく、また在宅・リモートワークの推進等による外出頻度の減少から需要減となる傾向にあるファッションアイテムであることから厳しい結果となった。タオル・雑貨の売上高は同31.6%減となった。巣ごもり需要拡大となりTV通販・EC事業の販売が順調に推移したものの感染再拡大の影響から直営店における雑貨関連の売上減少が影響した。



フレグランス事業の売上高は前期比19.5%減となった。期初より新型コロナウイルス感染症拡大の影響で非常に厳しい状況となった。年度後半から生活様式の変化に伴いフレグランス、スキンケア商材の回復基調の兆しが見え始め、前年度好調であったメゾンブランドは引き続き比較的順調に推移したが、主力のファッションブランド商材に関しては非常に厳しい状況が継続した。



2022年3月期の連結業績予想については、現時点においては、新型コロナウイルスの収束時期及び景気回復が不透明であることから合理的な数値にて開示することが困難であるため未定とし、合理的に予想可能となった時点で速やかに公表するとしている。