フルサト・マルカホールディングス<7128>は20日、グループ会社のジーネットがアルムへの出資を行ったと発表。

ジーネットは、2023年3月17日にアルムとの間で、ARUMCODE シリーズ等の利用を可能とするクラウド型サブスクリプション事業「ARUM Factory365」の日本国内における独占販売に関する総代理店契約を含む業務提携契約を結び、ARUMCODEシリーズの販売を進めてきたが、今回、アルムがプロダクト開発の加速、及びグローバル展開を目的とした資金調達ラウンドを実施するにあたり、従来以上に協働を深化させるべく参画を決断した。

アルムは、製造AIの研究開発、各種自動化設備の設計製作を行っており、NCプログラミング工程の完全自動化を実現したAIソフトウェア「ARUMCODE」をリリースし、またARUMCODEを搭載した完全自動型切削ユニットのハードウェア「TTMC」の開発・販売をしている。

現時点では、ARUMCODE及びTTMCはフライス加工に対応しているが、旋盤や研磨加工、鋳物加工へ対応できるプロダクト開発の加速、及びグローバル展開を目的に、独立系ベンチャーキャピタルDIMENSIONをリード投資家とした総額7.6億円の資金調達ラウンドを実施した。