■エレマテック<2715>の今後の見通し



1. 2025年3月期の業績見通し

2025年3月期の業績は、売上収益216,500百万円(前期比11.3%増)、営業活動に係る利益9,350百万円(同10.9%増)、税引前利益8,650百万円(同13.9%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益6,000百万円(同11.8%増)を見込んでいる。セグメント別では、全セグメントで増収を見込んでいる※。



※同社は、2024年3月期の有価証券報告書からIFRSに基づいた会計基準を採用する予定であり、上記の連結業績予想はIFRSに基づいている。ただし、対前期増減率については日本基準を適用していた2024年3月期の業績と単純比較している。





2. マーケット別売上予想

マーケット別では、Digital Electronicsは72,384百万円(前期比1,089百万円増、同1.5%増)が予想されている。液晶、TP、BLは引き続き在庫調整が予想され6,270百万円の減収を見込む。電気・電子部品、半導体は納入先顧客の生産が戻る見込みであることから、4,087百万円増を見込んでいる。ゲーム機を中心としたTOY、ホビーも在庫調整が完了し顧客の生産が回復する可能性が高く1,278百万円の増収が予想されている。



Automotiveは、引き続きEV(Electric Vehicle:電気自動車)関連の新規案件獲得に加えて自動車生産の堅調な推移が予想されることから56,437百万円(前期比12,005百万円増、同27.0%増)を見込んでいる。



Broad Marketは87,677百万円(前期比8,946百万円増、同11.4%増)が見込まれている。アフターマーケットは、ドライブレコーダーの普及が一段落したことから大幅減収が予想され4,324百万円減を見込んでいる。一方で、注力している医療機器は3,668百万円増、住宅設備も1,001百万円増が予想されている。



(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)