21日の香港市場概況:ハンセン0.5%安で3日続落、中国金融セクターはしっかり

21日の香港市場はまちまち。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比130.37ポイント(0.47%)安の27848.79ポイントと3日続落する半面、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が1.20ポイント(0.01%)高の10634.62ポイントと3日ぶりに反発した。売買代金は950億700万香港ドルに縮小している(20日は1024億3400万香港ドル)。



米中対立の激化が警戒される流れ。米メディアは20日、関係者の話として「アルファベット(グーグル)が米政府の方針に従い、華為に対してAndroid OSのサポートを停止した」と報じた。米政府は米企業が華為との取引を制限する措置(事実上の輸出禁止)を講じている。各ブローカーの最新リポートでは、「米中の貿易交渉が決裂すれば、世界経済をリセッションに追い込む」との分析報告が相次いでいる。また、指数銘柄の一部に配当落ちの下げがみられたことも重し。本土株高を追い風に、香港の各指数はプラス圏で推移していたものの、終盤に入りマイナス圏に転じた。





ハンセン指数の構成銘柄では、長江和記実業(CKハチソン・ホールディングス:1/HK)が3.4%安、碧桂園HD(2007/HK)が2.5%安、九龍倉置業地産投資(1997/HK)が2.4%安、AIAグループ(1299/HK)が2.3%安と下げが目立った。ただ、配当の権利落ち分を調整した場合は、長江和記実業が0.5%安、碧桂園が0.6%高、AIAグループが1.1%安となる。



半面、中国金融セクターはしっかり。中国華融資産管理(2799/HK)が2.2%高、中国信達資産管理(1359/HK)と中国民生銀行(1988/HK)がそろって1.6%高、中国銀行(3988/HK)が1.4%高、中国農業銀行(1288/HK)が1.2%高と上昇した。



他の個別株動向では、希土類製品・耐火材大手の中国稀土HD(チャイナ・レア・アース:769/HK)が108.1%高と急騰した。中国の習近平・国家主席は20日、希土類磁石メーカーの江西金力永磁科技(300748/SZ)を視察。政府が国家戦略物質として、レアアース産業を支援するとの期待が改めて強まった。



本土市場は3日ぶり反発。主要指標の上海総合指数は、前日比1.23%高の2905.97ポイントで取引を終えた。素材株とハイテク株が急伸。不動産株、医薬品株、消費関連株、自動車株、運輸関連株、金融株など幅広く買われた。



【亜州IR】


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