2022(令和4)年3月の福島県沖地震の影響で休業していた相馬市の「ホテルふたばや」が建て替えられる。来年3月の営業再開を目指す。

 ホテルは福島県沖地震で配管や壁の損壊などの被害を受けた。約1年間は一部の部屋で営業していたが、昨年3月から休業していた。新たな建物は延べ床面積1503平方メートル。鉄骨造り6階建てで、客室38部屋を備える。レストランやジム、コワーキングスペースなども整備する予定。市内の建設会社アイワビルドが手がける。

 21日、市内中村の現地で安全祈願祭が行われた。羽柴幸洋社長がくわ入れするなどして工事の無事を祈った。羽柴社長は「安全、安心して宿泊できるホテルにしたい」とあいさつした。

(相双版)