石川町、入札積算ミス 道の駅造成工事

みんゆうNET6/7(土)8:50

石川町、入札積算ミス 道の駅造成工事

石川町、入札積算ミス 道の駅造成工事

 福島県石川町が発注した道の駅の造成工事の公共工事入札を巡り、町が積算ミスに気付かないまま入札を執行し、着工したことが6日、町への取材で分かった。町は参加業者全てが同じ条件で入札しており、誤りを修正した場合でも落札業者が変わらないとして、入札はやり直さない方針。

 町によると、誤りがあったのは4月25日に行われた道の駅整備造成工事の制限付き一般競争入札。設計書を制作する段階で材料費が二重に計上され、予定価格が本来より高く算出されていたという。

 入札の予定価格は5946万6千円で5業者が参加し、5379万円(落札率90.46%)で落札された。町によると、4月9日〜18日に設計書の閲覧期間を設け、業者から質問を受け付けたが、誤った部分について事前の問い合わせはなかった。

 入札に参加した業者が5月20日、積算が誤っている可能性があると町に指摘。町は同21日に誤りを認め、この業者に回答した。

 町は落札した業者に「積算の誤りにより契約額を変更する」と伝えたが「入札の手続き自体には問題がなかった」として、参加した他社には誤りを報告していない。

 町には入札で違算が発生した場合、やり直しの基準などを定めた要領や情報の公表のルールがないという。首藤剛太郎町長は「違算が起きた場合の明確な指針を定めたい」とした。町は12日に議会全員協議会を開き、町議に経過を説明する予定。

 入札に参加したある業者は「町側のミスにもかかわらず誤りを公表しておらず、対応に不信感がある」と主張した。

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