妻の病気名目に治療費2000万円詐取か 詐欺疑いで45歳男逮捕

 南相馬市の男性(45)から、男性の妻の病気の治療費名目で約135万円をだまし取ったとして、南相馬署は6日午前8時40分ごろ、詐欺の疑いで川崎市、無職、容疑者男(48)を逮捕した。
 同署によると、容疑者は「借金があり返済に困っていた」などと容疑を認めている。
 逮捕容疑は、昨年2月12日、電話で医療機関の研究員を名乗り「ホルモン治療で母親の遺伝子の提供を受けるために費用がかかる」などとうそをつき、男性から約135万円をだまし取った疑い。容疑者は2015(平成27)年9月から昨年2月中旬までに、ほかにも検査費や手術準備金などの名目で男性から60回以上にわたり計約2000万円をだまし取っていたとみられ、同署は被害総額が約2000万円に上るとみて調べている。
 同署によると、容疑者は共通の知人を通して男性と知り合った。知人から男性の妻が病気であることを聞いた容疑者は15年9月、男性に「最新医療の研究をしている。奥さんを優先的に治療を受けさせたい。費用の一部は後で返金する」などと電話で連絡。その後、神奈川県の病院と提携しているように装い、妻を通院させるよう男性に指示したという。容疑者と連絡が取れなくなったことを不審に思った男性が昨年2月末に同署に相談していた。

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