福島、群馬、新潟、栃木の4県にまたがる尾瀬国立公園は21日、山開きした。シーズン到来を待ちわびたハイカーたちが思い思いに散策し、尾瀬の大自然を堪能した。
 今年は高温の日が多かった影響もあり、残雪は少ない。ハイカーたちは高原の爽やかな風を受けながら、希少な高山植物の宝庫として知られる尾瀬の木道を踏みしめた。
 尾瀬檜枝岐温泉観光協会によると、ミズバショウやリュウキンカなどが咲いており、見頃は6月上旬ごろまで続く。