神秘の「水没」の世界へ。森や廃墟、電柱と水が織りなす異空間【一人旅研究会の“日本”ノスタルジック写真館】
FNNプライムオンライン6/6(金)6:00

鄙びた温泉街、迷路のような路地、静かにたたずむ木造駅舎…。
一度も来たことはないのに、なぜか懐かしく心惹かれる。
そんな、郷愁溢れる風景を求めて旅する「一人旅研究会」こと栗原悠人さん。
栗原さんが全国各地でカメラに収めた心揺さぶるシーンをお届けする。
写真・文=栗原悠人
郷愁探訪として全国を旅している最中で、不思議に思える光景に出会うことがある。
通常、構造物や植物は陸上にあるが、何かしらの目的や経緯があって水上に存在しているものもある。
例えば、電柱、水没林、退廃的空間などなど…。
明らかに通常とは異なった、神秘性をも秘めた存在感に引き寄せられてしまう。
そのような空間を、是非とも紹介したい。
打ち捨てられた乗り物
■長崎県長崎市
廃船。通常、船は水上にあるものだが、全体が錆びてもなお、そのまま放置されているのは新鮮だ。
■北海道洞爺湖町
沼に沈む車。ここは元々国道だったのだが、付近の火山の噴火後に水が湧き出たという。
水上で廃れた構造物
■岡山県瀬戸内市
海際に残る廃ペンション。ポンプを使って排水していたが、廃業に伴ってポンプが停止し水没したと言われている。
■福島県西会津町
川に架かる、老化によって使用されなくなった橋。途中で分断されている。
幻想的すぎる水没林
■秋田県仙北市
ダム湖・秋扇湖に架かる新玉川大橋から見える水没林。田植えに向けて水を蓄えた時期のみに見られる光景。
■北海道夕張市
ダムの建設によって水没した木々。冬場は雪に囲まれている。ここにはかつて町が広がっていた。
水上電柱には夕暮れが似合う
■熊本県宇土市
熊本県には長部田海床路(ながべたかいしょうろ)という海上に並ぶ電柱がある。なんともノスタルジックな光景だ。
■千葉県南房総市
富浦湾に延びる原岡桟橋。夕暮れ時、空気が澄んで晴れていると向こうに富士山のシルエットが見える。
■千葉県木更津市
久津間海岸海上に並ぶ電柱。密漁監視小屋へ電気を運ぶためのものだという。夕暮れには、郷愁感じる世界が広がる。
(了)











