政府は、東京、大阪など4都府県を対象に3度目の緊急事態宣言を出すことを正式に決定。
菅首相は、ゴールデンウィークの短期集中の対策として、人の流れを止める措置を講じると強調した。

菅首相「これまで、再び宣言に至らないように全力を尽くすと申し上げてきたが、今回の事態に至り、再び多くの皆さま方にご迷惑をおかけすることになる。心からおわびを申し上げる次第」

政府は、東京都、大阪府、京都府、兵庫県を対象に、25日から5月11日まで緊急事態宣言を発令することを正式決定した。

会見では、繰り返し謝罪の言葉を述べた菅首相。
記者から厳しい質問も飛び出した。

記者「国民の自粛疲れはピークに達しています。国民感情にどのように向き合い協力を求めるていくお考えでしょうか?」
菅首相「政府の今日までの対策に協力いただいて、自らさまざまな対策をとってきた方、そしてクラスターの発生をしていない方にも、今回、人流を止めるために制約を強いる結果になったことについて、大変申し訳なく思っている。感染対策を実効のあるものにしていくためには、そうした皆さんにも再度協力をお願いしなければならない」

政府の決定を受け、東京都は対策本部会議を開き、緊急事態宣言にともなう新たな対策を決定。

1,000平方メートルを超える百貨店やショッピングモールなどの商業施設、ボウリング場やゲームセンターなどの遊戯施設などに休業要請を行う。

また、都独自の対策として、床面積1,000平方メートル以下の劇場や映画館などの施設についても、休業の協力依頼を行い、全面的に応じた場合は協力金34万円を支払う。

また、夜の明かりについても制限。
イルミネーションイベントの中止や点灯時間短縮に加え、午後8時以降は街の明るい看板やネオンなどについても消すよう協力を呼びかけた。

東京都・小池知事「キーワードは抑える。ぜひ、都民、事業者の皆さまもこの言葉を常に心に刻んでほしい」

宣言発令の正式決定を受け、対象地域の知事たちは、あらためて協力を呼びかけた。

大阪府・吉村知事「3度目の緊急事態宣言で、またかと思われるかもしれないし、非常に対象範囲も広く、措置も強くなっている。まずここにご協力をいただきたい」

京都府・西脇知事「感染拡大局面では危機管理の対応として、早め早めの手を打つ。救える命も救えなくなる。そうした事態を避けるため、今回は非常に厳しい措置。何とぞご理解、ご協力をたまわりますよう、あらためてお願いします」

緊急事態宣言の期間は25日から5月11日までの17日間の短期決戦。
ウイルスの抑え込みを図る。