難民認定申請中でも外国人の強制送還を可能にする入管法改正案について、与党は、今国会での成立を断念することを野党に伝えた。

自民党・森山国対委員長「衆議院法務委員会での審議中の入管法は、これ以上審査を進めない」

18日、自民党の二階幹事長は、立憲民主党の福山幹事長らと会談し、今の国会で法案の成立を断念する方針を伝えた。

法案をめぐっては、収容施設で死亡したスリランカ人女性の施設内での様子を映した映像の開示をめぐって、与野党が激しく対立していた。

与党としては、国会が終盤戦に入る中で、採決を強行した際のほかの法案審議などへの影響を考えたものとみられる。

野党はこれを受け、衆議院に提出していた義家法務委員長の解任決議案を撤回した。

上川法相「ご遺族の心情に寄り添い、私の心からもお悔やみを申し上げたい」

また、上川法相はこれまで、調査の最終報告を待つ立場として、女性の遺族と面会しない意向を示していたが、一転、18日午後6時に面会することを明らかにした。