今、増加傾向にあるというSNSで著名人の語る“ニセ広告”。経済アナリストの馬渕磨理子さんもその被害に遭った一人です。

経済アナリスト 馬渕磨理子氏:
とにかく腹立たしいです、怒りの気持ちしかありません。勝手に写真を使ってかつ、それを詐欺に利用しているということなので。
電話で「殺すぞ」とか「損した」とかそういう電話がかかってきたんです。身に覚えがないので、やっぱりその広告を信じて、損をしてしまったっていう方が、勘違いをしているんだということですね。

勘違いした被害者とみられる人物からの“脅迫”に近い電話もあり、現在は登壇する際は警備態勢を強化するなどしていますが、常に誰かに何かされるのではという恐怖があるといいます。

経済アナリスト 馬渕磨理子氏:
被害に遭われた方がいらっしゃるっていうことが、まず、すごく心が痛いっていうのと。あとやっぱり自分の写真を使って、勝手に情報を発信したりとか、推奨しているっていう動き自体が気持ち悪いんですよね。
なので、すごく自分の人権を侵害されているような感覚になってきて、精神的に追い詰められている状況です。

自身は証券会社におり、投資勧誘などできない立場だと明言した上で、「もうかる投資先を教えます」が一番嫌いな言葉だと話す馬淵さん。

Xではニセモノのアカウントが39個が見つかっており、その都度、報告しているということです。
(めざまし8 4月23日放送)