イスラエルは、イスラム組織ハマスと戦闘休止に向けた交渉に合意できなければ、数日以内にガザ地区南部ラファへの地上侵攻の計画を始めると、地元メディアなどが報じた。

イスラエルメディアによると、合意案にはイスラエル軍がガザ地区から段階的に撤退することなどが盛り込まれていて、ハマス側は「これまでで最良の提案」だと評価し、5月1日にも回答する見通し。

一方、釈放されるパレスチナ人の人数のほか、恒久的な停戦の実施などをめぐり、争点が残っているとしている。

こうした中、中東のテレビ局アルジャジーラは、イスラエル軍がハマスとの交渉が数日以内に合意しなければ、ガザ地区南部ラファへ地上侵攻する計画を始めると報じた。

またイスラエルメディアも、48時間から72時間以内に合意できなければ、イスラエル政府がラファへの軍事作戦を決定すると報じていて、交渉の行方が注目される。