ロシアのプーチン大統領は、ショイグ国防相を交代させる方針を示した。

2012年から国防相を務めたショイグ氏は4月、側近が収賄の疑いで拘束され、処遇が焦点の1つとなっていた。

退任は、スキャンダルが影響した可能性もあるとみられる。

後任は、第一副首相のアンドレイ・ベロウソフ氏になる見通しで、ショイグ氏は安全保障会議書記に任命される。

こうした中、ロシア国防省は12日、ウクライナ東部ハルキウ州を攻撃し、あわせて9つの集落を制圧したと発表した。

一連の攻撃で4人が死亡、6000人以上の住民が避難している。

一方、ロシアのベルゴロドでは、ウクライナ軍のミサイル攻撃を受け、12人が死亡、子ども2人を含む19人が負傷した。